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休日鬱(うつ)から脱出のリゾバ体験談。辞めたくなったらリゾバ!

<本ページはプロモーションが含まれています>

仕事を辞めたい!と言うより、辞めざるを得なくなったと今では思いますが、私が仕事でギリギリ壊れそうな精神状態から復活のきっかけはリゾバ(リゾートバイト)でした。

体験談を知ってもらい、同じような環境の人が救われることを期待しています。

目次

休日鬱からリゾートバイト体験談

憂鬱な日々

私は40代で途方にくれました。世の中はコロナの流行で、会社の売上も半減。

雇用していたアルバイトの人達を泣く泣く契約終了して人員を削減したものの、業績は回復せず、40代以上の社員から早期退職の勧告がされるようになりました。

私は今まで一緒に働いていたアルバイトの仲間を解雇する役目になり、精神的に疲労MAX。電車のホームから落ちそうになるような精神の中、なんとかギリギリで踏みとどまっている状態でした。

そんな状態だったので、会社から提示された「転職エージェントをつけて、再就職まで面倒みる」という条件で早期退職。

自分が壊れる前に逃げようと。

そして「これからまた心機一転頑張ろう!!」と決意を新たに転職エージェントから再就職先を斡旋してもらうと、すぐに再就職先が決まりました。

幸先良しと思ったものの、その会社はワンマン社長が仕切っていて、いざ入社してみると一番長い勤務期間の人がたった半年という状態でした・・・(入社するまで分からなかった)

もしかしてヤバい会社?と思いましたが、

想像どおり、こんな状態の会社にはそれなりの理由があるもので、自分もあっという間に休日鬱・・・気づけば休日にやるべきことが何ひとつできない・・・状態になってしまいました。

(休日鬱だと自覚したのは、友人と話をしていて「それって休日鬱じゃない?」って指摘してくれたことがきっかけ。いまでもその友人には感謝しています。)

そんな時、本当に藁にもすがる思いで見つけたのがスキー場のホテルでの仕事。

いわゆるリゾバというものでした。

勤務地は山の中腹にあるホテルの為、近くのコンビニに行くにも車で15分(冬で積雪があるので徒歩は無謀)

車の持ち込みOKでしたが私は車を所有していなかったので、ホテルで定期的に運航している買い物バスに乗ってスーパーに行くことでしか町にでることができません。

陸の孤島。

しかし毎日の食事はまかないが出るし、寮に住むので生活には困らない。

そんな人里離れた生活を「嫌だ」と思う人もいると思いますが、人に疲れ果てていた私にはその環境がとても魅力的で、そのリゾバに申し込むと共に、退職の連絡をしていました。

ワンマン社長で精神定期にやられていたので、退職する旨の連絡を社長に言うのは大変だったのですが、次の仕事が決まっていたことが後押しになり、無事退職。

ところで私は既婚の子供無しです。

リゾバするという事は、共働きの妻を家に残して単身赴任という形になりますが、妻は自分の大変な状況を見ていてくれたので特に問題なく「山ごもり」の生活がはじまりました。

リゾバの一日

リゾバの一日の流れはこんな感じ

8:00 起床

8:30 身支度を整えてスキー場に向かう

8:45 スノボ開始

11:00 従業員食堂でご飯

12:00 仕事開始

16:00 休憩1時間、従業員食堂でご飯

17:00 仕事再開

23:30 仕事終了

0:00 お風呂、寮でみんなと軽く晩酌

2:00 就寝

休日は洗濯したり、スーパーに買い物に行っていました。もちろん(?)日中のスキー場が明いている時間はスノボしてましたのでスノボ三昧。

こんな日々で、今までの環境から離れて仕事とスノボを続けていく内に、だんだんと精神状態も安定していきました。

リゾバする前は「自分は何もできない・・・社会に存在する意味があるのか?」という精神状態でしたが、リゾバの仕事はちゃんとこなす事が出来ましたし(それほど難しくないので)、スノボ=趣味を通じて人と交流ができて「自分も社会の役に立っているし、出来る事あるじゃん!」という精神状態まで自然に回復していきました。

この精神状態の復活体験が、私がリゾバをお勧めする理由です!!自分に自信が無くなっていいる人、リゾバ良いですよ。

次からは、もう少し細かく振り返ってみます。

赴任日

退職してから1週間でリゾバの赴任日となりました。バタバタと着替えや簡単な食器類と非常食の準備をして、先に寮に宅急便で送付。

そうこうしているとすぐに赴任日になったので、余計な事を考える必要が無くて、精神的に余裕が無い自分には楽でした。

いままでの仕事場所から物理的に離れられるというのも大きかったです。

赴任当日は集合時間に寮に着けば、どうやって来ても良いという感じでしたが、基本的な行き方は派遣会社から丁度良い時間の新幹線と在来線の案内が来てました。

この時にかかる交通費は任期が満了すると支払われます(途中で辞めるともらえない)

金額は提示された交通手段と同額なので、高速バスなどで節約する事もできるようです(派遣先によっては領収書が必要なところもあるようですが、今回は領収書不要なのでそれも可能でした)

電車移動ではなく車で来る人も同じ金額が支払われるので、乗っている車によっては燃費が悪くて足りないような話も聞きましたが、どちらにせよ交通費は任期満了時に支払われます。

私は新幹線の切符代が結構痛手でした。リゾバは日本全国で募集がありますが、お金に余裕が無い時には、赴任に必要な交通費も少し考慮した方が良いかもしれませんね。

指定の新幹線と在来線で最寄り駅まで向かい、改札を出ると送迎のバスが待機していて、同じ駅で降りる人はみんな同じ派遣先で働く人でした。

つまり普段はあまり利用されない駅

そこから寮に向かいますが、途中で「もうこの先買い物できないので、必要なものがあれば買ってください」とスーパーに立ち寄り。

そういえば当日の夕食が無いので購入します。

そして寮に到着。みんなで集まって、管理人さんから寮の使い方の説明を受け、部屋の鍵を渡されます。寮は男女別の建物で、部屋は2人~3人の相部屋でした。

駅では自分より若い人が多かったので、どんな人と相部屋になるのかドキドキしていましたが、自分より年上の50代の方と相部屋でした。どうやら年代で部屋を調整されている様子。その人は感じ良くて一安心でした。

初日から数日は研修期間

翌日から研修がはじまりました。座学と、実際の仕事の現場で教えてもらいます。もちろん時給は発生します。

ホテルでの勤務でしたので、客室清掃と、レストランでの業務を教えられました。

色々な人がいましたし、外国国籍の方も多くて、なかなか覚えるのが大変な人もいましたが、私はサービス業で仕事をしていたので特に抵抗もなくすんなり覚える事が出来てラッキーでした。

仕事に追われる日々でも、充実感たっぷり

私が応募したホテルは、もともと残業が発生するという条件での募集で、実際に多く発生しました。

そのため、同僚の中にはお金を稼ぐために休日を少なくして、一日の仕事時間を多くして働いている人もいましたが、自分は月に20日勤務でしたので、適度に休めていました。

日々の仕事としては、併設のレストランが閉店してから片付けが終わるまででしたので、お客さんが多いと当然帰りが遅くなりますが、早く終わらせて帰ろうという気持ちでみんなで働いていたため、テキパキと仕事が進んでストレスはありませんでした。

また、正社員ではなく派遣スタッフなので、何かトラブルがあったとしても(ほとんどありませんでしたが)、私たちが対応する事はないので、その分気楽。

逆にお客様から見ると、誰が正社員なのかは分からない為、スタッフは基本的には同じ業務にあたっていました。

お客様に接する機会も多いために仕事上で感謝されることも少なくなく、宿泊後にお褒めの言葉を頂いたりすると充実している気分がして、楽しんで仕事を最後まで続けることが出来ました。

気になる給与

あまり正確に書くのは避けますが、1か月20日勤務で、通常勤務が160時間、残業が40時間(一日2時間残業)

深夜手当なども含めて、額面で30万円前後の給与でした。

実は、入社して間もない正社員よりも1か月だけで見れば高かったりします。(正社員は有給やボーナスがあるので、年間で考えると違いますが)

寮費は無料でしたので、人によってはかなり貯金ができる環境だと思います。

(私は自分の家の支払いがあるので貯金する環境ではありませんでしたが、必要十分でした)

健康保険も派遣会社の社会保険に入ることができましたので、ブラック企業に勤めるぐらいなら、リゾートバイトの方がよっぽど恵まれている環境だと感じました。

環境が良かったので、少し延長

契約期間が満了する少し前、派遣先から「延長しないか?」というお声を頂き、結局1か月ほど延長しました。

希望すればもっと長く仕事可能でしたが、家を長く空けることになるので、一旦区切りとして家に帰ることにしました。

精神状態も安定したので次の仕事も探していましたが、そういえば失業保険がもらえるはずなので、ハローワークで手続きしながら仕事探しをすることにして、リゾバ一旦終了です。

楽しいリゾートバイトでした。

リゾートバイト、お勧めです!!

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